ごあいさつ
謹啓 この度、阪神尼崎の駅前でクリニックを開院させていただくことになりました。
私は、1989年大阪市立大学医学部卒業し、大阪市立大学 旧第2外科へ入局しました。その後大学院に進学し医学博士を取得しました。大学院卒業後は、大学医局の関連病院で、外科手術症例を担当する一方、外科の救急症例のみならず、脳外科・整形外科・内科等の患者様も診てまいりました。
尼崎には2005年から合志病院でお世話になっており、約17年間、外科手術や救急診療を行ってまいりました。在宅診療も担当し褥瘡やケガの処置を含めた外科医ならではの在宅診療も行ってきました。
昨今、診療科が細分化され、一人の患者様があちこちの病院や診療科を受診しなければならない状況があります。専門性が上がる一方で、高齢の患者様が複数の病院や診療科に通院することは負担となっていると思われます。専門的診療は困難な場合はありますが、当クリニックでは、内科・外科・整形外科等多くの疾患を抱えた患者様を一か所のクリニックで診ること(ワンストップ診療)によって、患者様の時間的・物理的・金銭的負担を軽減していけるように努めて参ります。また、通院困難な患者様には、積極的に往診や訪問診療(在宅診療)を行っていきます。
一つのクリニックで完結する病気やケガもあれば、大きな病院で診ていただかないといけない場合もあります。尼崎で17年間周囲の病院と連携をとりながら診療を行ってきた経験を活かして、必要に応じて適切な紹介も行っていきます。
また、ここ数年のコロナウイルス感染等の状況を踏まえ、設計の段階から考えられる感染症対策を十分に施したクリニックを建築しております。具体的には、院内の空調システムは全熱交換器を導入。空気清浄機も天井組み込み型高性能空気清浄機を設置しました。待合室の椅子も、パーテーションを備えた専用の椅子といたします。診察室入室の際には、手で触れなくて良いように診察室の入口扉に自動扉を採用。発熱患者様に対しては、特別な陰圧装置の設置された診察室で診療するようにし一般患者様との動線を別にしています。
待ち時間短縮のため、インターネットの予約システムや初診患者の診療前問診システムを採用しました。上記如く、感染対策には充分配慮していますが、感染症の観点から院内での滞在時間を可能な限り短縮できるような工夫も積極的に導入していきます。
以上の如く、30年以上にわたり培ってきた臨床経験を生かして、最新の診療体制を整えながら、患者様に安心・安全で満足度の高い診療を提供できるように全力を尽くし頑張っていきますので何卒よろしくお願いいたします。
謹白
寺倉クリニック
院長 寺倉 政伸
略歴
- 1989年 大阪市立大学医学部 卒業
大阪市立大学 第2外科 入局 - 1995年 大阪市立大学医学部大学院 卒業
- 1995年 医療法人但馬会 田口病院 副院長
- 1996年 米国ピッツバーグ大学留学
- 1998年 医療法人三栄会 ツカザキ病院
- 2002年 医療法人医誠会 城東中央病院
- 2004年 医療法人医誠会 医誠会病院
- 2005年 医療法人社団敬誠会 合志病院 2014年~副院長
- 2022年 寺倉クリニック 開院
学会資格等
- 医学博士
- 日本外科学会専門医
- 日本消化器外科学会指導医・専門医・消化器がん外科治療認定医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- 麻酔科標榜医
- 身体障害者福祉法指定医(膀胱直腸機能障害)
- 日本医師会認定産業医